2026年9月20日の銀の価格は、1gあたり336円(税込369円)、1オンス(31.1g)で10,440円(税込11,484円)です。ドル建てでは1オンス66.6ドル、ドル円156.8円。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の銀先物価格を円換算した値です。
今日の銀価格・金価格(2026年9月20日)
| 円換算 | 税抜 | 税込(10%) |
|---|---|---|
| 銀 1g | 336円 | 369円 |
| 銀 1オンス(31.1g) | 10,440円 | 11,484円 |
| 金 1g | 22,315円 | 24,547円 |
| 金 1オンス(31.1g) | 694,068円 | 763,475円 |
| 国際市場 | 値 | 意味 |
|---|---|---|
| 銀 1オンス(ドル建て) | 66.6ドル | 世界の銀取引の基準になる価格 |
| 金 1オンス(ドル建て) | 4,425ドル | 同じく金の基準価格 |
| ドル円 | 156.8円 | 円換算に使った為替 |
| 金銀比価(金÷銀) | 66倍 | 金1オンスで銀が何オンス買えるか |
※出典:ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金・銀先物価格(期近)とドル円レート(Yahoo Finance経由・平日朝に取得)。世界の貴金属取引で基準に使われている価格を、そのまま31.1035で割ってグラムに直しています。国内の貴金属店が公表する「店頭小売価格」は、この基準価格に各社の手数料と消費税を乗せたものなので、それより低く見えます。当店が毎朝の値付けに使っている数値で、毎朝更新しているのはこの2つの表です。銀貨の販売価格には、下の解説にあるプレミアムと消費税が加わります。

「銀って、今いくら?」——恵比寿の店頭で毎日いただく質問です。私はたいてい「メイプル銀貨1枚で14,190円です」というように、1枚の値段でお答えしています。グラムで聞かれればグラムで、慣れた方にはドル建てのスポット価格でお話しします。答え方が3通りあるのは、銀の値段に3つの見方があるからです。ここでは、3年の推移を見たうえで、専門店が毎朝どの数字を見て値付けをしているかを、そのまま書きます。相場の予想はしません。見方だけをお伝えします。
- 過去3年の推移と、2026年の急騰と反落の事実
- 銀の値段が決まる計算式。ドル建てと円建ての違い
- 「銀の相場」と「銀貨の値段」が違う理由。1オンス銀貨の値段の内訳
- 買った値段と売る値段が違うことを、専門店はどう考えているか
- 金銀比価という見方と、店が毎朝見ている3つの数字

銀価格の推移:過去3年で何が起きたか
円建ての銀価格は、この3年で大きく水準を変えました。年ごとの安値と高値を並べます。
| 年 | 円/g 安値 | 円/g 高値 | ドル/オンス 安値〜高値 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 100円 | 121円 | 20.8〜26.0ドル |
| 2024年 | 105円 | 169円 | 22.1〜34.8ドル |
| 2025年 | 137円 | 388円 | 29.1〜77.4ドル |
| 2026年(〜9月) | 291円 | 574円 | 55.8〜115.1ドル |
3年前の2023年9月11日は1g約109円でした。そこから約3.1倍になっています。途中、2026年1月26日に1g574円の高値をつけたあと、2026年7月17日には291円まで下げ、2026年9月10日時点では335円です。上がり方も下がり方も、金より大きい。これが銀の値動きの性格です。

私が毎朝まず見るのは、円建てではなくこのドル建てのチャートです。理由は次の項で説明します。
銀の値段はどう決まるか:ドル建てスポット × 為替
日本で目にする「銀1g=○円」は、国際市場で決まるドル建ての価格を、その時の為替で円に直したものです。計算は1行です。
例えば2026年9月10日なら 67.9ドル × 153.3円 ÷ 31.1035 = 約335円
つまり円建ての銀価格には「銀そのものの値動き」と「為替の値動き」が混ざっています。円安が進めば銀が動いていなくても円建て価格は上がり、円高なら下がる。だから店では、銀の相場そのものを見るときはドル建てを見て、為替は別の数字として見ています。慣れたお客様とドル建てで話すのも同じ理由です。
「銀の相場」と「銀貨の値段」は違う:1オンス銀貨の値段の内訳
初めて銀貨を買う方から一番多くいただく質問が、「相場は1オンス10,408円なのに、なぜ銀貨は14,190円なのか」です。その差の中身を、当店のメイプルリーフ銀貨(2026年・1オンス)で分解します。
| 銀そのものの価値(スポット × 31.1g) | 約10,408円 |
|---|---|
| 造幣局の製造プレミアム・輸送・保険・当店の利益 | 約2,492円 |
| 消費税(10%) | 約1,290円 |
| 販売価格(税込) | 14,190円 |
※2026年9月10日時点の当店販売価格とスポット価格で計算した例です。プレミアムは日々変わります。今日の価格は冒頭の表をご覧ください。
銀貨は、銀の板ではありません。造幣局が純度を保証し、偽造対策の刻印を入れ、1枚ずつ打って、カプセルに入れて、海を越えて運んでくる。その手間の分が「プレミアム」で、世界中どこで買っても地金価格より高くなります。この差を「損」と感じるか「手間賃」と感じるかで、銀貨との付き合い方が変わります。
メイプルとウィーンで値段が違うのはなぜ?
同じ1オンスの純銀なのに、2026年9月10日時点の当店の価格はメイプルリーフが14,190円、ウィーンが13,980円、イーグルが14,410円です。中身の銀は同じですから、差はすべてプレミアム側にあります。造幣局ごとの卸価格、輸送費、仕入れの単位(ロット)、人気による品薄、こうしたものの積み重ねです。「銀として持つ」なら一番安いものでよく、「このデザインが好き」なら差額はその分の対価です。どちらも正解です。
買った値段と売る値段が違うのはなぜ?
これも店頭でよく聞かれます。「コレクションで買った銀貨を売ったら、こんなに下がるんですか」と。正直にお答えします。買値と売値の差は、店が仕入れて、保管して、販売する分の経費と利益です。これはどんな商売でも同じ構造で、当店も例外ではありません。違いがあるとすれば、それを先に書いているかどうかだけです。
差の大きさは、銀貨の種類で変わります。メイプルやウィーンのような地金型は毎年何百万枚と作られるので、1枚あたりの製造・流通コストが小さく、プレミアムも小さい。売るときも地金価格に近い値が付きます。一方、発行枚数の少ないコレクター向けの銀貨は、少量生産の分だけ製造も輸送も1枚あたりのコストが高く、プレミアムが大きくなります。買うときの差額が大きい分、売るときの差も大きくなりやすい。これは銀貨の欠点ではなく、大量生産品と少量生産品の違いです。
そのうえで、銀貨を求める方は大きく3通りいらっしゃいます。
| 投資として持つ | 差額の小さい地金型を選ぶのが基本です。銀貨が他の資産と違うのは、売るときの基準が「その日の相場 × 重さ」で、いつでも自分で計算できることです。中身が銀なので、人気に関係なく地金としての価値が常に残ります |
|---|---|
| コレクションとして楽しむ | 限定品の差額は、その1枚を手元に置いて眺めた時間の対価と考えると、私は腑に落ちます。いわば鑑賞料です。しかも鑑賞し終えたあとも、中身の銀の価値は残ります |
| 贈り物にする | 形に残り、年月が経っても中身の価値が残る贈り物です。受け取った方が将来手放すことになっても、地金としての価値は戻ってきます |
どの持ち方でも、中身の銀の価値が残る。店をやりながら、こんないい趣味はないと本気で思っています。
売るときの価格の決まり方は、銀・銀貨の買取ガイドに詳しく書いています。
金銀比価という見方:金1オンスで銀が何オンス買えるか

金の価格を銀の価格で割った数字を「金銀比価」と呼びます。2026年9月10日時点で65倍。金1オンスで銀が65オンス買える、という意味です。この3年では2025年5月に104倍まで開き、2026年1月に44倍まで縮みました。もっと長く見ると、2011年には約32倍、2020年3月には120倍を超えたことがあります。
私がこの数字を面白いと思うのは、ある程度の範囲に収束する性質がある一方で、歴史を見ると、その「範囲」そのものが構造的に変わることがあるからです。銀が通貨だった時代、工業需要が主になった時代、投資対象として見直された時代、それぞれで比価の居場所が違います。今がどの時代の入口なのかは、あとになってしか分かりません。だから予想には使いませんが、「今の銀は金に対して高いのか安いのか」を測る物差しとして、毎朝見ています。
専門店が毎朝見ている3つの数字
| 1. ドル建てスポット | 銀そのものの値動き。前日からいくら動いたかで、その日の値付けを決めます |
|---|---|
| 2. ドル円 | 円建て価格に混ざる為替の分。銀が動いていなくても円建てが動く日は、こちらが原因です |
| 3. 金銀比価 | 金に対して銀が高いか安いか。予想ではなく、位置を知るための物差しです |
この3つを見て、その日のスポットに当店のプレミアムを乗せた価格が、通販と店頭の値札になります。相場が動いた日は価格も動きます。「今日いくらか」を知ってから買う・売るを決めていただくために、冒頭の2つの表は毎朝更新しています。
今日の価格を、買うとき・売るときにどう使うか
| 銀を買いたい | 「今日の1オンス=10,440円」を頭に置いて、銀貨の価格を見てください。差額がプレミアムです。銀として持つなら差額の小さいものを、デザインで選ぶならその差額を鑑賞料と考えて。メイプルリーフ銀貨・ウィーン銀貨・イーグル銀貨 |
|---|---|
| 銀を売りたい | 買取価格の基準は「その日のスポット × 重さ」です。今日の1g=336円をもとに、お手元の銀貨・銀地金のおおよその価値が計算できます。買取ガイドで相談文を作れます |
| 金貨も持っている | 金は今日1g=22,315円。金貨の買取ガイドに純金量の一覧があります |
よくあるご質問
Q. 銀は今1gいくらですか?
A. 2026年9月20日のスポット価格で1g約336円、1オンス(31.1g)約10,440円です。このページの冒頭の表を平日の朝に更新しています。
Q. この価格は税込ですか?他のサイトの銀価格と違うのはなぜですか?
A. 冒頭の表に税抜と税込の両方を載せています。値はニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物価格を円換算した国際基準の価格で、国内の貴金属店が公表する店頭小売価格はこれに各社の手数料と消費税を乗せたものです。そのぶん高く表示されます。
Q. 銀貨はなぜスポット価格より高いのですか?
A. 造幣局の製造プレミアム、輸送と保険、販売店の利益、消費税が加わるためです。当店のメイプル銀貨なら、14,190円のうち銀そのものは約10,408円で、残りがその分です。
Q. 円建てとドル建て、どちらを見ればいいですか?
A. 銀そのものの値動きを知りたいならドル建て、日本で買う・売る金額を知りたいなら円建てです。円建てには為替の動きが混ざります。
Q. 今は買い時ですか?
A. 相場の予想や投資の助言はしていません。このページで「今日いくらか」と「3年でどう動いたか」を確認し、ご自身で判断していただくための材料をお出ししています。
Q. 金銀比価とは何ですか?
A. 金の価格を銀の価格で割った数字です。今日は65倍。金に対して銀が高いか安いかを測る物差しで、2011年に約32倍、2020年に120倍超まで動いたことがあります。
まとめ
| 今日の銀価格 | 1g 336円/1オンス 10,440円(2026年9月20日・COMEX基準・税抜) |
|---|---|
| 値段の決まり方 | ドル建てスポット × ドル円 ÷ 31.1035 |
| 銀貨の値段 | スポット + プレミアム(製造・輸送・利益)+ 消費税 |
| 売るときの基準 | スポット × 重さ。銀貨には常に「最低価格」がある |
| 店が毎朝見る数字 | ドル建てスポット・ドル円・金銀比価 |
この記事を書いた店舗
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